9月26日の予定を全て終え、翌日27日はプロトーナメント本戦。
26日夕方の天気予報ではまさかの雨予報。
解散した後に天気予報を見たもんだから、会場のコンパネ敷きっぱなしなのが気がかり。
考えても後の祭りなので、晴れることを願いながら書類準備をし、就寝。
翌朝27日5:00に起床したら予報通り雨が降っていた。

会場集合は8:00.
電話、メールが「今日どうしますか!?」の連打。
とりあえず、予定通り8:00集合で会場へ着くと、まさかの雨が止んだ。
コンテストの準備を開始し、予定より20分遅れでの開催準備が整った。

○プロトーナメント
前日の夜にくじ引きで決めたトーナメント表。

所々にドラマの匂いがプンプン。
偶然なのか必然なのか。本当にやらせなしのくじ引きですから(笑)

プロ戦集合写真

□1回開戦目90秒2トライ ベストPT勝ち上がり□
○鈴木貴詞 vs 藤井雅博

エンジンに火がつかなく上手く流れに乗れなかった鈴木貴詞プロ。
相手の出方を見て体力温存しながらも安定した滑りの藤井雅博プロ。
WIN:藤井雅博

○長尾一慧(アマ) vs 藤井俊彰

実は、長尾一慧、藤井俊彰は同じフィールドで滑る師弟関係。
そして、藤井俊彰が転勤で10月より大阪へ戻ることになっており、
云わばこれが最後の師弟としての最後のレクチャーとなる。
しっかりと見守る師、追いつき追い越したい弟子。
ちゃんとスケートボードで会話が見えました。

1回戦目からもうこんなんです。
最後の最後までお手本となる滑りを見事弟子へと伝えた。
WIN:藤井俊彰

○Ryan Brynelson vs 小谷野友

長身なのに安定した難易度の高いスピンを披露。
さすが2014年度KING圧巻の滑り。
WIN:Ryan Brynelson

○安本光宏(アマ) vs 大橋さとし

同じタイプのこの2人の勝負。プロ戦初の安本光宏がOLD360フリップを
クリーンにメイク。大金星。
WIN:安本光宏

○菊池雄大 vs Mario Steinemann(スイス)

この大会のためにわざわざスイスから来日したマリオ。
高難易度のスタンディングトリックを得意とする選手。
しかもメイク率がすごいエロ好きな選手。

一方、過去には全日本チャンピョンにも輝いた菊池雄大プロ。

わずか1ポイント差と言う甲乙つけがたい接戦でした。
WIN:Mario Steinemann

○吉田雅法 vs 神奈川聡

天と地の写真。オーストラリア留学から戻り、
自分の進むべきスケートスタイルが見つかったような自信のある滑りにビックリ。
WIN:神奈川聡

○山本勇(アマ) vs 大石英巳

昨年と同じ1回戦の組み合わせだった2人。
こんなにも身長差、年齢差もひらいております。
WIN:山本勇

○鈴木茂一 vs Stefan Lillis Akesson

毎年来日してくれるLillis。撃沈。
WFSA(世界フリースタイルスケートボード協会)の理事長でもある。

JFSA代表とWFAS代表。
WIN:鈴木茂一


□2回開戦目120秒1トライのみ□


○藤井雅博(兄) vs 藤井俊彰(弟)

夢の好カード。兄弟対決。
2人にとってはこれが決勝戦と同じ心境。
お互いに全力のトリックで好勝負。
結果は・・・まさかの引き分け。
JFSAジャッジシステムでは、各担当で見るカテゴリーが違うため
同点になりづらいシステムのはずだったが、まさかのドロー。
ドローの場合、どうするかなんて誰も考えてなかった。
ジャンケン、コイントス、土壇場で色々案が出たけど。
再度、60秒でのサドンデスを発表。
2人とも40過ぎのオッサンで全力だっただけにシブイ顔しながらの仕切り直し。

兄から弟へ、最高のパフォーマンスで送り出す。

WIN:藤井雅博

○Ryan Brynelson vs 安本光宏

さすが、2014年度KING。安定した滑りでした。
WIN:Ryan Brynelson

○Mario Steinemann vs 神奈川聡

非対称的な滑りで見ごたえのあったバトル。
惜しくもミスが目立ったマリオはここで敗退。
WIN:神奈川聡

○山本勇 vs 鈴木茂一

白熱した年の差31歳のバトル(笑)

何と…ここでも奇跡の同点、サドンデスへ突入。
私がこのルールを決めたことで自分を苦しめるはめになるとは。

さすが43歳のオッサン。まいりました。
WIN:山本勇

★準決勝:藤井雅博 vs Ryan Brynelson
              神奈川聡 vs 山本勇の4名がコマを進めた。

約30分の休憩の合間に、贅沢にもAKI秋山さん、秋山勝利さんのデモ。

AKI秋山さんは今年で何とプロスケーター歴40周年。

この2人が居なかったら今のスケートボードシーンは成しえなかったですね。
2人合わせて111歳〜〜♪

他にも、コマを進められなかったプロライダーによるデモを
鬼のMC上田豪さんにやらされて、いよいよ準決勝。


○藤井雅博 vs Ryan Brynelson
藤井雅博も御年43歳。現役としては私と同じ最年長。

あとはスタミナとの勝負でしたが、見事、昨年度KINGを倒した。
WIN:藤井雅博

○神奈川聡 vs 山本勇

昨日のアマチュア戦から滑りっぱなしの山本勇12歳。
準決勝時にはギャラリーがMAXで見れる場所がなかった。
そんな中でもミスしない山本勇。あっぱれである。
WIN:山本勇

時間を空けずに敗者同士の3位決定戦を開始。
ここまで来るとみんな体力の限界が近い。
○Ryan Brynelson vs 神奈川聡


本当に好勝負でした。それにしても凄いギャラリー。
3位:Ryan Brynelson
4位:神奈川聡

○決勝戦:藤井雅博 vs 山本勇

残った体力を全て出し切り、見事優勝したのは藤井雅博プロ43歳。

最後は足を攣って倒れこむほどの疲労。

KING:藤井雅博
2位:山本勇
3位:Ryan Brynelson
と言う結果で全日本フリースタイルスケートボード選手権2015は幕を閉じた。


○感想
競技の感想として。
私、個人的な感想では、同世代がまだ現役で優勝出来たことは
私自身がとっても、希望と勇気をもらえた。
が、しかし、業界、協会にとっては、非常に残念な結果である。
来年こそは、来年こそはと言い続けながら、若手が伸び悩む。
我々40代がいつまでも上に立っててはダメな時期。
来年こそは、本当に20代、10代の選手が頂点に立ってほしい。
フリースタイルスケーターの人口は本当に増え続け、良い傾向ではある。
フリースタイルトリックの技術面、見た目ではまだまだこれから時間がかかりそう。
辛口だが、ルーティンが綺麗に組めている人が少なかった。
来年に期待したいところ。
ガールズクラスがとても良かったと思う。
他、去年以上にボランティアスタッフが本当に素晴らしく動いてくれたおかげで、
プロライダー達は自分のスケートへ集中出来たことに感謝します。

本当にありがとうございます。

○反省
天候に左右されたため判断が遅れた。
同点になる予測をしてなかったための時間ロス。
来期はジャッジミーティング時にジャッジへ再確認を行う。
他、ギャラリーへの注意事項を追加予定
ボランティアスタッフへお弁当ぐらいは出したい。

○最後に
プロライダーなのにスタッフとして裏で動いてくれたこと、
ジャッジを引き受けていただけた秋山勝利さん、AKI秋山さん
平沼さん、そして、毎回MCで会場を盛り上げてくれる上田豪さん、
いつも本当にありがとうございます。
来年も呼びますのでよろしくお願いいたします。

JFSA代表:鈴木茂一

 
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